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大航海時代Online - in Euros - さだまさしをBGMに模擬をする軍人 Archieがつづる航海日誌です

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戦闘報告書「考える前に飛び込め!」

戦闘報告書「考える前に飛び込め!」

ヴェグナガン > "機雷の巻き方があまいな"


    喜望峰の北西を、1隻のガレアスが南に進んでいた。船倉に綿花を積んだその船は、リオデジャネイロを出てもう40日以上も航行している。そろそろケープの町に着く頃合だと気を引き締めた時、また海賊被害のアナウンスが流れた。先ほどからポルトガルの海賊が、ケープ前で私掠活動をしているらしい。珍しいことに1人だ。今は定期船の時間ともかぶらない時間帯だから、他の海賊は違う町に移動してしまったのだろうか。
    「うーん、出会わなければいいけれど。」そう思いながら漕ぎ進めた。

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    しばらくするとケープの町の灯りが見え、町の方からクリッパーと思しき船がスクーナーと2隻連れ立ってやってきた。
    「クリッパーか・・・ふう。」
    安堵した私の目に次に映ったものは、ラ・ロワイヤルだった。ああ、あのクリッパー狙われているんだ。そう理解するのに時間は要らなかった。すれ違ったク リッパーが捕捉されている光景を見つつ、私はそのままケープに入港した。請け負っていた綿花配送のクエストを完了させ、酒場で食事をとっていると、さき程 の海賊が港から銀行へ向かって走っていく姿が確認できた。
    「あ・・・さっきの船、拿捕されちゃったのか・・・?」
    その時の私は上納品の存在をまったく失念していた。もし拿捕されたのなら、さっきのクリッパーは船員を雇いにもう一度ケープに戻ってくるかもしれない。再 び出航した所を襲われたらどうする?それにもし先ほど、私がロワイヤルに戦闘を仕掛けていたら、あの船は逃げられたかもしれない。ガレアスを転舵し、ロワ イヤルに戦いをしかける 時間は十分あったからだ。

20070620172305.jpg    そこから先は考えるよりも先に体が動いていた。急いで戦列艦に乗り換え、艤装を変え、物資を積み込んだ。準備を整え出航すると、ロワイヤルも出航していくのが見えた。沖に向けて進路をとり、町からそう遠くない所を行ったりきたりしている。戦列艦の耐久が底なのを除けば、準備は万全だ。あとはあの船に交戦するだけ。しかしここにきて、怖気づく私がいた。勝敗を気にするというよりも、自ら海賊に仕掛ける行為に慣れていなかったからといった方が近い。私は少しためらいながら、海賊へ近づき、こう言った。

    「すみません~」

    あくまでも平静を装って。戦闘を仕掛けるそぶりなんて見せずに。

Archie>すみませんー
ヴェグナガン>はいw
ヴェグナガンと交戦に入ります!
Archie>底なんですが
ヴェグナガン>ぶw
Archie>たのもう!!

    私は矢継ぎ早にスキルを発動させ、砲撃を開始した。敵船と距離をとりながら、私は以前アマンダさんに、ラ・ロワイヤルの戦い方をみせてもらったのを思い出していた。
    「ラ・ロワイヤルがどんな戦いをするか、わかるよね?」戦列艦で無謀に突っ込んで、白兵戦でも逃げようとしない私にアマンダさんが言った言葉だ。重量砲撃を持たないこの戦列艦でできることは、機雷をまいて、海賊が踏んだところを砲撃することだった。
    2隻の船は、互いに砲撃をし合いながら撤退線ぎりぎりのところまで移動した。ラ・ロワイヤルがじりじりと間合いを詰めてくる。白兵戦にもちこまれれば、戦闘を引き伸ばすことができずにあっという間に拿捕されてしまうだろう。少し船を離さなくては、そう思って舵をきった。ところが、

戦闘から撤退します
ヴェグナガンが修理スキルを発動しました
全船が戦場を離れました

    ま、間違って撤退してしまった、、、。

    一瞬言葉を失くし、その後焦る私に向かって、海賊がこう呼びかけた。

    「勝負なら鉄板つけるかw」

    戦闘を仕掛けて勝手に離脱した私に、まさかの申し出だ。
    やった!と、この時思った。この海賊が私を相手にしている間は私掠活動ができない。さっそく港へ戻って装備を点検し、物資を補給して再び出航した。しばらく港の外をうろうろしていると、海賊が出港してきた。見ると相手は戦列艦に乗り換えている。これはとても意外だった。1対1ならわざわざ戦列に乗り換えないで、ロワイヤルでくると思っていたのだ。
    第2戦が始まった。相手はキャノン砲を使っている。近づきすぎないように、注意して展開しなければならなかった。私は旋回戦に備えようと、今回も機雷をまくことにした。ところが2隻は併走して進み、最初のうちは旋回戦にならなかった。中途半端にまかれた機雷を見て、海賊が口を開いた。


ヴェグナガン > "機雷の巻き方があまいな"


    痛いところをつかれて、どきりとした。ポツポツと散らばった機雷は何の意味もなしていなかったからだ。悔し紛れに機雷をふむのは得意とアピールすると、海賊が声をたてて笑った。その後2度ほど白兵戦になり、機雷も交えての接近戦になった。今思えば、相手の流れの中でしか戦っていなかった。結果は機雷と砲撃のダブルパンチにより沈没。私の船に緑の旗が掲げられた。


[終]

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※作中では印象をシンプルにする為に、
ヴェグナガンさんの名前をあえて「海賊」と表記しました。

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    戦闘が終わり、ケープに戻ってきてから、商会チャットでこのことを報告。負けてしまい、底戦列で挑んだのは間違いだったと語る私にボスがこんな言葉をかけてくれました。


    ボス>まぁ それで挑んでこそアーチ君だよ

    この言葉、とても嬉しかったです。ありがとうございます!
    また、戦ってくれたヴェグナガンさん。お付き合いありがとうございました。海賊の視点から見れば、私みたいな人を相手にするのはとても時間の無駄になると思うのですが(汗)快く対戦に応じてもらい、そこに懐の深さをみました。今回、思い切って胸を借りて良かったです。指摘された機雷の使い方を修行し直して、また挑戦します。m(__)m
>>ヴェグナガンさんのブログはこちらです。



▼戦闘シーンのSSは余裕がなくて取れなかったので、ログのSSだけでも!
この言葉は昔木下さんが言っていたセリフをもじったものですw20070620020800.jpg

今日はちょっとまじめなエントリー

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